雪中の白梅。凛々しく見える「花と雪」。

  • 2019.03.09
雪中の白梅。凛々しく見える「花と雪」。

開花期間が長い梅の花は、その間に雪に見舞われます。

花と雪。季節的にはミスマッチですが、青空の下ではなぜか凛々しく見えるのです。

その理由を知った気がしたのは僧侶の宇野全智さんの「雪裡の梅花只一枝」

(『日経ウーマンオンライン 2013年2月4日』)という文に出会えたときでした。

よく「春が来て花が咲く」といいますが、梅は春が来る前に咲いて雪に耐えていきます。

宇野さんは、この状態を次のように書かれています。

『苦しみや困難の中にあっても、確かな花を咲かせることができるのだ』と、私たちを励ましてくれているようにも読み取れます。

じつは写真を見たときに「赤い梅のほうがきれいだったかも……」と思いました。

でも「正解は白梅」だということも宇野さんは書かれています。

雪中の白梅。これもまた、「苦しみや迷い」と「さとり」の関係を考えると、とっても意味深ですね。

撮影現場には白梅しかなかったのですが、それもよき出会いだったようです。

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